SANMEIGAKU / MAJOR STARS
算命学の十大主星を、
一語の性格診断にしない
「車騎星だから行動的」「玉堂星だから知的」と星名を一語へ置き換えるだけでは、どこからその星が出て、どの位置にあるかが消えてしまいます。
星名は、計算結果の終点ではなく解釈の入口
HitoYomiの十大主星計算では、日干と対象となる干の関係を、同五行・日干が生じる・日干が剋す・日干が剋される・日干が生じられる、という構造と陰陽の同異へ分け、十大主星へ対応させます。
つまり、星名には計算上の由来があります。星名だけを性格語へ翻訳すると、その由来と、他の星との共通構造を追えなくなります。
同じ星でも「どこにあるか」を捨てない
HitoYomiの現行技術計算では、十大主星を5つの位置として保持します。
同じ星名が出ても、参照している干と位置が違えば、読みを組み立てるときの役割は同じとは限りません。星名だけを抽出した一覧では、この情報が消えます。
中央星だけで人物全体を決めない
中央の星は重要ですが、人体星図には他の十大主星と十二大従星もあります。人物は一つのラベルではなく、複数の構造が同時に存在する形で読みます。
ある星が示す方向と、別の位置の星が示す方向が緊張する場合もあります。実務では、その矛盾を「どちらが本当か」と消すのではなく、どの場面・関係・状態でどちらが出やすいかという構成問題へ進みます。
蔵干の選択が変われば、星も変わり得る
中央・東・西は、支そのものではなく選択された蔵干を対象に計算します。そのため、二十八元の取り方や境界条件が変われば、対象干が変わり、結果として十大主星も変わり得ます。
「この人の中央星は○○」という結論だけ保存するより、どの蔵干選択・計算規則からその星になったかまで残した方が、後から方式差を監査できます。
HitoYomiでは、星の算出と人物解釈を分けている
HitoYomiでは、十大主星の種類と位置を計算結果として扱い、人物解釈は別の段階で行います。これは「意味がない」ということではなく、計算が合っていることと、人物をどう読むかを同じ証明にしないためです。
専門記事でも同じ境界を保ちます。計算の説明をしただけで「だからあなたはこういう人」と飛ばしません。
一語診断で失われるもの
- 星がどの干との関係から算出されたか
- 人体星図のどの位置にあるか
- 蔵干選択や境界条件の影響
- 他の十大主星との組み合わせ
- 十二大従星との構成
- 同じ性質が健全・過剰・負荷下でどう変わるか
- 相談テーマの中で実際にどこが関係するか
相談者には、星名を消さずに意味を添える
「中央には○○星が出ています。ただ、これ一つで性格を決めるのではなく、他の位置の星や全体の組み合わせを見ながら、どんな場面でこの性質が強く出やすいかを読んでいきます。」
専門用語を残すことと、専門用語だけを投げることは違います。星名を残し、その星が今回の人物理解のどこに関係するかを説明します。